ニートという人々
労働経済白書での発表。ニートと呼ばれる人たちが52万人いるそう。ニートとは学校を出ても家事も通学もせず、そして働く意思もない34歳までの人々。まだフリーターは働いているだけ良いということか。誰がこんな人々を生んだのか。我が家の方針のひとつは「働かざるもの食うべからず」である。
うちはまだ5歳の娘と3歳の息子だが、娘息子には、「最後の学校を出たら、家を出てもらう。社会人として一人前になってもらうため、うちには置かない」と明言してある。これはずっと変わらないだろう。もちろん、最後の学校とは、せいぜい大学までだ。大学院に行きたいなら自分で金を出せ。
しかし彼らはどうやって生きているのか。仕事もせず、かつ上げでもやってお金を得ているのか。親に甘えているのか。大半はそうなんだろう。社会的な問題であるととらえることも重要だが、個々の家庭の問題ともきちんととらえて欲しい。うちがそうならないという保証はどこにもないが、そうならないように努力したい。
会社で在庫を見る時、大枠の金額を見ても何も減らない。一品一品丁寧にフォローして、管理していくことが最も重要だ。人間も同じだ。一人一人をきちんとフォローして、全体がよくなるのではないか。
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トラバ感謝です
学校を出たら働く ・・・ この常識が
おかしな社会です
豊かな社会なのか 、、、
勉強が嫌い/苦手でも
中学校出て 働いていた同級生が普通でした
普通 常識が壊れているンでしょうかネ
多様性とか言葉はキレイですが
投稿: 和パパ | 2004/09/20 08:24
TBありがとうございます。
私も「働かざる者食うべからず」という考えには大賛成です。
ニートが増えるのは、親を初めとする周囲が甘やしすぎているのが主原因でしょう。ニート自身というより、親の問題だと思います。実際、一般的にニートの親世代は年金や退職金などで(持ち家さえあれば)金銭的には恵まれていると言われています。「無理して働かなくてもいいんだよ、どうにか食わせてあげられるから」と言われれば、易きに流れてしまうのが人間というもの。いやぁ、結局、豊かなんでしょうね。いつまで続くか分かりませんが。
投稿: miki_renge | 2004/09/20 16:46
全くお二人の言うとおりです。常識が崩れている。マナーがルール化される時代ですから(おまけにそのルールを守っていない奴らばかり)、こんなことも起こるんでしょうね。昔なら、働かない奴は怠け者として迫害されたと思うのだが。
投稿: kaits | 2004/09/20 20:47